[書評] “The Options Advantage: Gaining a Trading Edge Over the Markets”, David L. Caplan, McGraw-Hill, 1991年

“The Options Advantage: Gaining a Trading Edge Over the Markets”, David L. Caplanは,『カプランのオプション売買戦略』,デビッド・L・カプラン,増田丞美訳,パンローリング,2000年,第1版の原著でもある。

“The Options Advantage: Gaining a Trading Edge Over the Markets”は,多くのオプション関連本において必ずといっていいほど登場するグリークスに関する理論的な話がほとんど出てこない,ちょっとユニークな本である。

オプショントレードを行う上でグリークスというのは大変重要であるが,そのような理論的なことよりもオプショントレードを実践して利益を上げるためのより具体的な戦略について詳しく語られている。

どのような相場状況のとき,どのようなオプション戦略を取れば,利益を得やすいかは誰もが知りたいことではないだろうか。

そんな問いに答えてくれるのが本書である。

●書誌情報
“The Options Advantage: Gaining a Trading Edge Over the Markets”,David L. Caplan,McGraw-Hill,1991年

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